タイ国際航空は、1959年8月の設立以来、アジアをはじめオーストラリア、ヨーロッパ、中東、北米へと路線を広げ、バンコクを基点に世界主要都市を結ぶタイ王国のナショナル・フラッグキャリアです。日本路線は1960年5月の国際線運航開始と同時にバンコク-東京(羽田)線をスタートし、1964年9月に大阪、1988年10月に名古屋、1992年10月に福岡、そして札幌(2012年10月)、仙台(2019年10月再就航)へも乗り入れし、2020年5月には日本就航60周年を迎えました。
また、タイ国際航空は、加盟航空会社26社からなる航空連合「スター アライアンス」(乗り入れ空港は1,200以上)の1997年5月の設立時からの創立メンバーです。スターアライアンス加盟航空会社として、ご搭乗のお客様にマイレージプログラムの特典面での充実をはじめ、スピーディーでスムーズな乗り継ぎや豊富なネットワークなど、多くのメリットを提供させていただいております。
ランド・オブ・スマイル~「微笑みの国」と呼ばれるタイ。タイ王国の伝統に育まれたホスピタリティは、タイ国際航空の機内サービスにそのまま生かされています。いつでも微笑みを忘れずに、お客様の心をくみとったサービスは、「やわらかなサービス」と評していただいております。ご搭乗時には、美しいタイシルクの民族衣装に身を包んだ客室乗務員がやさしく手をあわせてお客様をお出迎えし「機内に入った瞬間からタイ」が始まります。
また、バンコク・スワンナプーム国際空港の専用ラウンジは、国際的に高い評価を受けており、英国の航空業界専門の調査会社であるスカイトラックス社が選定する「World’s Best Airline Lounge Spa Facility」を、2015年より5年連続で受賞しています。ご出発前のお客様にお寛ぎをいただくロイヤルオーキッドスパ・ラウンジでは、ファーストクラスのお客様には本格的な全身マッサージのサービスを、ロイヤルシルククラス(ビジネスクラス)のお客様には、首や肩のマッサージやフットマッサージのサービス(30分)をご提供しております(現在はサービスを一時的に停止させていただいております)。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年5月、タイ国際航空はタイの破産法に基づく事業再生申請をするに至りました。この度、全面的に組織を再編し収益性を回復させることを主眼とした事業再生計画は債権者の方々より承認をいただき、2021年6月15日には、裁判所からも承認されました。今後は再生プランの下、新しい時代に合ったより効率的で収益性の高い経営管理を目指してまいります。
新型コロナウイルス感染症への水際対策を講じる政府機関からの要請を受け、一時はほぼ全便運休となっていた国際線ですが、2021年夏期スケジュールでは、羽田、成田、関空、中部セントレア線の運航を再開しております。2022年冬期スケジュールより、福岡線の運航を再開し、12月より札幌線の運航も再開致しました。
設立 | 1959年 8月 |
運航開始 | 1960年 5月1日 |
日本乗り入れ | 1960年 5月 バンコクー東京(羽田) |
1964年 9月 バンコクー大阪(伊丹) | |
1988年10月 バンコクー名古屋 | |
1992年10月 バンコクー福岡 | |
2012年10月 バンコク-札幌 | |
2019年10月 バンコク-仙台(再就航) |
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ネットワーク |
1971年にオーストラリア大陸、1972年にヨーロッパ、1980年には北米大陸にルートを広げ、現在バンコクをハブに世界51都市に就航(タイ国内線、タイスマイルエアウェイズ路線を含む) |
企業形態 |
タイ国政府資本を中心とするナショナル・フラッグキャリア |
保有機材 |
Airbus A350-900、Airbus A330-300、Airbus A320-200(タイスマイル機材) |
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